絃友会便り(ホームページ版) 2006.11.6(No.57)

名渡山兼一と絃友会をご支援くださる皆様への近況報告、絃友会便りをお届けします
発行 絃友会事務局 tel:044-366-6602

毎年恒例の川崎沖縄芸能研究会第69回公演ですが・・・
今年は孫たち初参加で緊張気味の名渡山会長!!!
サオリ16才、セイラ15才、シズカ19才・・・名渡山会長の孫
昭和20年代、神奈川県と川崎市の両指定無形民俗文化財に指定された『沖縄伝統芸能』。
遥か南の島・沖縄と川崎の交流は大正時代に遡ると記されています・・・川崎の紡績工場に全国各地から女工さんが募集され沖縄からも大勢働きに来たそうです・・・そして、その子たちを頼りに親戚縁者が職を求め川崎に移住。
沖縄の民が集えば、歌・三絃・踊り・・・心慰め、望郷、希望、それぞれの想いは深かったと察します。
そしてその想いを神奈川県と川崎市がくみ、当地で励んでいるからと他府県の伝統文化にもかかわらず無形民俗文化財に指定し育み続けて下さることが今日の発展に繋がっていることをありがたく感じます。
ですが、昨今の沖縄ブーム・サンシンブームに少し寂しい想いを感じていることも記したくなりました。
洋楽や邦楽をたしなみ、やがてサンシンに興味をもった若い人たちが増え後進の活躍が大いに楽しみですが・・・器用にサンシンを奏で声量のままに歌を歌う場面に接して・・・伝統芸能って、技能だけでいいのかなぁって考えてしまったりしています。
琉球と呼ばれた時代、王様の御前で演奏していたという古典音楽が、ただただ元気よく大きな声でいいのでしょうか???
音域は高くも低くも少し余裕を持ち悠長な調べをおとどけしたほうが良いのでは???
沖縄のサンシン文化は沖縄の歴史・風習・心を凝縮しているものだと受け止め、歌の背景や歴史そして詠み人の心を推し量り、思い入れ・節入れを学んでいる道半ばの者として、古人から受け継がれた心が失われてしまいそうで心配です。
沖縄の歌は『うむい』・・・人の想い、しっかり受け継がなくては・・・。
サンシンは歌と一体・・・想いを伝える神聖なもの、何よりも大切に・・・。
『うむい』を伝える方言の正しい仮名遣い、学びたいことは数多・・・。
名渡山 遼です!!!
名渡山会長の兄の孫・・・どこかで見かけたら応援してください。
ジェイク島袋さんの弟、ブルース島袋さんのお引き立てをいただき活躍中の・・・天才ウクレレプレイヤー!!!
サンシンの事のほかは知識の乏しい事務局ですが・・・とにかくこの少年(13歳)の奏でる音は、良いです!!!
毎月第一月曜日に渋谷クロコダイルで演奏しています。www.music.co.jp/~croco/crosche.html
絃友会次の催し 11月23日川崎市人権フェア/場所 川崎アゼリア・時間4時30分 歌と踊りとエイサー