創部100周年記念誌


神戸大学マンドリンクラブは2015年に創部100周年を迎えました。それを記念し、創部100周年記念誌を作成しております。

 ・神戸大学マンドリンクラブ100th Anniversary 記念誌

 ・2015年8月1日発行

 ・国立国会図書館本館に蔵書(閲覧請求番号:KD268-L54)

 

ここではその一部を公開いたします。

弦友会会員の皆様には、折々にお手元の記念誌を手にとってご覧いただけましたら幸いです。


神戸大学マンドリンクラブのつどい

〜♪いつもいつも 思い出すのは・・・♪


弦友会事務局 20回生 岡部幸夫

 

 私が弦友会の事務局を引き継がせて頂いた2010年頃から「KUMC創部100周年を祝う行事を」という声が出て来ました。

 改めてマンドリンと私たちのクラブならびにOB会の始まりの歴史を調べてみますと、確かにその活動は"100年の歩みを迎える"時に当たります。

 

1901(明治34)年、比留問氏が日本にマンドリンを持ち帰る

1905(明治38)年、神戸高商に「音楽部」が誕生

1915  (大正4)年、音楽部にマンドリンが持ち込まれる

1963(昭和38)年、「弦友会」が設立される

 

 この間、クラブにおいては、戦争や学園紛争、震災等、その存続に関わる事態が幾度かありましたが、当時のクラブ員とOBOGのマンドリン音楽への情熱によって時代を受け継ぎ、クラブは部員100名を擁して積極的に活動。弦友会もまた、発足以来会長の今崎さん(9回生)、事務局の長嶋さんご夫妻 (14回生)はじめ諸先輩のご尽カにより、まもなく会員数1000名に達する状況にありました。

「つどい」は、このKUMCにとっての記念すべき節目が「100周年記念演奏会」といった通過点の一行事に終わることのないよう、次の目的を持って企画されました。即ち、

 

①創部以来の「マンドリン音楽を普及、発展させる」という熱い想いをクラブに関わった全員がこれからもつないで行く。

②少し薄れて来た先輩後輩の「タテのつながり」を強くし、KUMCの活動を引き続き盛り立て て行く。

 

 企画から開催に当たっては、 60回生の高嶋真未副部長(弦支会担当)以下、当時のクラブ運営回生が趣旨をよく理解して、クラブ内諸行事等の調整を図り、すばらしい「第1回つどい」が実施できました。

 

と き 2011年2月12日(土)

ところ 出光佐三記念六甲台講堂・アカデミア館

参加者 OBOG/現役、9~ 62回生まで計234名

 

 当日は、講堂にて12時半に、片岡秋彦現役部長(60回生)が開会を宣言し、その後「弦友会総会」で 今崎良平弦友会会長(9回生)が挨拶。続いて「交流演奏」として現役~OB(有志52名)~現役4年生の3ステージ構成の合奏がありました。舞台上で回生ごとの記念撮影後、場 所をアカデミア館の食堂に移して全員で「懇親会」を行いました。

 外はみぞれ混じりの一日でしたが、会場内は北海道から九州まで全国から集まった仲間の輪があちこちにでき、終始和やかな雰囲気に包まれました。

 午後4時半、明神龍彦次期クラブ部長(61回生)の挨拶でお開き。約4時間の「つどい」でしたが、参加者全員が学生時代にもどって心を温め、締めに歌った「はるかな友に」をロずさみながら懐かい六甲台を後にしました。

 以後、2014年まで毎年1回(現在は7月に、大学百年記念館・六甲ホールにて)形式を変えて開催しています。2013年のつどいでは、「弦友会設立50周年を祝う会」として位置づけました。現役部員が 弦友会との交流の意義などを前向きに受け止めてクラブの年問行事として位置づけてくれていることも有り難いことです。

 

 私が、KUMC 4年間の活動を通じて学んだことは、

 

一、人が「人として」生きるために失ってならないものは、

  "まこと(貴任)"と思いやり

一、人が「人として」成長し続けるために必要なものは、

  "出会い"と"感動"

 

ということでした。

 

マンドリン(音楽)とクラブで得たかけがえのない友人に感謝しつつ・・・。